平凡な私の獣騎士団もふもふライフ2
「殿下、どうか『まんねり』というお言葉を使うのは、おやめください……一体どこで拾って来たんですか?」
「城中の本を読みつくしたエドモンドが、母上に勧められて新たに買ってきた、やたら赤やピンク色で固められた本だ!」
そう純心無垢に言い放たれた直後、え、と獣騎士たちが顔を強張らせた。
「僕、あとで彼を説教しておきますね」
にこっ、と初めてコーマックがマイナスの温度で微笑んだ。
それは大人向けの本である。しかしよく分かっていないニコラスが、幼獣と一緒に平和そうな表情で小首を傾げると、こう言った。
「ジェドは大丈夫だぞ。今日、俺も気を利かせてやろうと思っていたところなんだ」
「はぁ、そうですか」
――答えたコーマックと部下一同は、まさかそれが、また媚薬だとは思ってもいなかった。
抱き着く腕が疲れてきたところで、リズはジェドから身を離した。
「あっ、エドモンドさんだ!」
気づいて、彼の胸を支えに下を見た。
そこには、すでにエドモンドたちによって拘束されている男たちの姿があった。近衛騎士たちが速やかに連行を始めている。
「城中の本を読みつくしたエドモンドが、母上に勧められて新たに買ってきた、やたら赤やピンク色で固められた本だ!」
そう純心無垢に言い放たれた直後、え、と獣騎士たちが顔を強張らせた。
「僕、あとで彼を説教しておきますね」
にこっ、と初めてコーマックがマイナスの温度で微笑んだ。
それは大人向けの本である。しかしよく分かっていないニコラスが、幼獣と一緒に平和そうな表情で小首を傾げると、こう言った。
「ジェドは大丈夫だぞ。今日、俺も気を利かせてやろうと思っていたところなんだ」
「はぁ、そうですか」
――答えたコーマックと部下一同は、まさかそれが、また媚薬だとは思ってもいなかった。
抱き着く腕が疲れてきたところで、リズはジェドから身を離した。
「あっ、エドモンドさんだ!」
気づいて、彼の胸を支えに下を見た。
そこには、すでにエドモンドたちによって拘束されている男たちの姿があった。近衛騎士たちが速やかに連行を始めている。