平凡な私の獣騎士団もふもふライフ2
「その犯行についても、自分の足が付かなければそれでいい、と思ってのことだ。身を破滅させたくない者の悪あがきだ。そうやって自分の身を守るのに奔走し、罪を消そうとすればするほどに、結局最後にはボロが出る」
ジェドが厳しい言い方をした。
――王宮というのは、時に街中より物騒だ。
彼の話を聞いていたリズは、ニコラスが以前そう口にしていた言葉を、ふと思い出した。
まだ十五歳という身ではあるけれど、彼も王子として色々あったのだろう。
「今回、タイミングが何もかも良かったんだ。普通なら、ここまでスピーディーにうまくいくことなど、ほぼあり得ん」
エドモンドたちの完全退却を目で確認したジェドが、リズを支え直した。カルロをコーマックのもとへ進めさせる合図を出しながら言う。
「陛下が俺を城に呼び出し、お前が偶然にも隠し通路を見つけ、一緒に参加した社交でたまたま俺が知りたい情報を持っているやつも寄ってきた。それもあって、公務参加を決めた時には、ほぼ俺と陛下たちの方では計画が固まりつつあった」
ジェドが厳しい言い方をした。
――王宮というのは、時に街中より物騒だ。
彼の話を聞いていたリズは、ニコラスが以前そう口にしていた言葉を、ふと思い出した。
まだ十五歳という身ではあるけれど、彼も王子として色々あったのだろう。
「今回、タイミングが何もかも良かったんだ。普通なら、ここまでスピーディーにうまくいくことなど、ほぼあり得ん」
エドモンドたちの完全退却を目で確認したジェドが、リズを支え直した。カルロをコーマックのもとへ進めさせる合図を出しながら言う。
「陛下が俺を城に呼び出し、お前が偶然にも隠し通路を見つけ、一緒に参加した社交でたまたま俺が知りたい情報を持っているやつも寄ってきた。それもあって、公務参加を決めた時には、ほぼ俺と陛下たちの方では計画が固まりつつあった」