平凡な私の獣騎士団もふもふライフ2
ジェドは、リズを大切にしたいのだ。大人の男が恋をすることを、何もかも初めてで不安もあるだろう彼女に、怖いものだと思われたくない。
――朝、同じベッドで共に目覚めを迎えた時に、互いに触れられる距離で微笑み合えるような。
ジェドは彼女と、そんな素敵な夫婦になりたかった。
もう少し意識してもらってからの方がいいのだろうかとも考えるしまつで、結局のところ告白のタイミングを掴みかねている。
そう思って参っているジェドに、部下たちがざわっとなった。
「あの団長が、まさかの、キスもまだだと……!?」
それは部下たちにとって、衝撃的な事実だった。何もかも完璧で、しかも俺様な鬼上司である。
先にファーストキスくらいは、あっさり奪っているかと思っていた。
ジェドを昔から知っている幼馴染のコーマックも、かなり驚いた様子だった。え、え、と戸惑いがちに声をかける。
「同じ部屋に泊まられているので、てっきりそれは終わってしまったものかと……」
「悪かったな。手が早そうに見えて」
「えっ、あ、そういう意味では」
――朝、同じベッドで共に目覚めを迎えた時に、互いに触れられる距離で微笑み合えるような。
ジェドは彼女と、そんな素敵な夫婦になりたかった。
もう少し意識してもらってからの方がいいのだろうかとも考えるしまつで、結局のところ告白のタイミングを掴みかねている。
そう思って参っているジェドに、部下たちがざわっとなった。
「あの団長が、まさかの、キスもまだだと……!?」
それは部下たちにとって、衝撃的な事実だった。何もかも完璧で、しかも俺様な鬼上司である。
先にファーストキスくらいは、あっさり奪っているかと思っていた。
ジェドを昔から知っている幼馴染のコーマックも、かなり驚いた様子だった。え、え、と戸惑いがちに声をかける。
「同じ部屋に泊まられているので、てっきりそれは終わってしまったものかと……」
「悪かったな。手が早そうに見えて」
「えっ、あ、そういう意味では」