平凡な私の獣騎士団もふもふライフ2
不意に、腰を上げた彼に手を取られた。リズがびっくりして目を見開くと、ジェドがより近づいて逃げ道を塞ぐ。
「俺は、これを〝本当のこと〟にしてもいい」
「え……?」
リズが動揺していると、彼が髪をすくい取った。目の前で、まるで見せつけるようにそこに口付けを落とされて、心臓がどきんっとはねる。
「あ、あの、まだ恋人のふりをしているんですか?」
ドキドキしてきて、リズはゆっくりと頬が染まった。なんだか甘い空気が漂っているような気がする。
ふっとジェドが笑みをもらした。けれど何も答えてくれない。
その強い眼差しで見つめられていることに、耐えられなくなる。じわじわと赤面したリズは、目の前にある美しい顔から視線を逃がした。
すると、首の後ろをジェドの手が包み込んできた。するりと回された大きな手の熱に、ぴくっとリズの肩がはねる。
「リズ、こっちを見て」
そのまま、ジェドの指先がゆっくりと髪の中へ滑り込んで撫でてきた。
「や、やです」
「どうして?」
「だ、団長様が、変だからですっ」
指先で、やわやわと触れられている部分がとても熱い。両手で押し返したら、ジェドが首の後ろを支えてリズを引き寄せた。
「俺は、これを〝本当のこと〟にしてもいい」
「え……?」
リズが動揺していると、彼が髪をすくい取った。目の前で、まるで見せつけるようにそこに口付けを落とされて、心臓がどきんっとはねる。
「あ、あの、まだ恋人のふりをしているんですか?」
ドキドキしてきて、リズはゆっくりと頬が染まった。なんだか甘い空気が漂っているような気がする。
ふっとジェドが笑みをもらした。けれど何も答えてくれない。
その強い眼差しで見つめられていることに、耐えられなくなる。じわじわと赤面したリズは、目の前にある美しい顔から視線を逃がした。
すると、首の後ろをジェドの手が包み込んできた。するりと回された大きな手の熱に、ぴくっとリズの肩がはねる。
「リズ、こっちを見て」
そのまま、ジェドの指先がゆっくりと髪の中へ滑り込んで撫でてきた。
「や、やです」
「どうして?」
「だ、団長様が、変だからですっ」
指先で、やわやわと触れられている部分がとても熱い。両手で押し返したら、ジェドが首の後ろを支えてリズを引き寄せた。