1日だけの恋~10月25日夜完結~


綿貫さんの知り合いがオーナーだというお店は、イタリアンのお店で大きな窓からはレインボーブリッジが綺麗に眺められた。

「綺麗に見えますね。レインボーブリッジ」

「あぁ、この手の店は女性好みだよな。綺麗な夜景におしゃれな料理が楽しめるし、デザートも充実してる」

女性好み。
今まで何人の女性をここに連れてきたのだろうか。
妬いたりしている場合じゃない。

綿貫さんが連れてきた女性の中の一人になれただけでも感謝しなくちゃ。

綿貫さんみたいな素敵な男性とディナー出来るのは、夢みたいなことなのだから。

「マリア、少しきみのこと聞かせてくれないか?」

ワタリガニのトマトソースパスタ。フォークに麺を絡めていた手を止めて私は綿貫さんを見た。

いよいよ、聞かれてしまったか。

< 39 / 90 >

この作品をシェア

pagetop