1日だけの恋~10月25日夜完結~
完全にお酒にのまれてしまった私。
ただ、温かいぬくもりを感じていた。
綿貫さんに支えられてタクシーに乗ったのも、ホテルについて肩を抱かれてエレベーターに乗ったことも覚えてる。
でも……
そのさきの記憶は曖昧だ。
ふわふわとした心地いい気分。
柔らかな肌触り。
窮屈なものを取り払われて解放された気持ち。
何かふんわりとしたものに包まれてから、私は安心して瞼を閉じた。