1日だけの恋~10月25日夜完結~

あの時から綿貫さんは、私の憧れの存在だということ。

それから、私のことも話す必要があった。自身の結婚話が夏に出たこと。

近いうちに形だけのお見合いをして結婚するのが決まっていること。

全く恋をしたことがなく、人生を後悔していること、出来たら結婚前までに恋人がいる気分を味わいたかったことや、男性経験のないまま結婚することは不幸だと考えたことも話した。

せめて、好きな人に抱かれてみたい。恥ずかしいけど、それも言った。

だけど、恋愛は、しようと思って出来るものではなくて……とても難しい。

どうしようかと考えたときに思い付いたのは綿貫さんの存在だった。

普通に誰かを好きになって恋人を作るというのが無理ならば、

憧れで大好きな綿貫さんに一度抱いてもらえたら、どうだろう。

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