1日だけの恋~10月25日夜完結~
「俺がきみの憧れ?大好きな存在だって?」
目の前にきた綿貫さんが私をじっと見ている。
私は、この素敵すぎる男性、綿貫さんが好きだ。
姿勢を正して答えた。
「はいっ、実物は、雑誌より素敵でしたし、会話するのでさえ、尊くて夢みたいで、そのキスもしてもらったら、すごく幸せで嬉しくて」
「つまり、きみは俺に結婚前の思い出作りの手伝いをさせたいわけだよな?」
「はぁ、
あの、わたしの手伝いなんて、そんな……
私は、ただ綿貫さんの……言うなれば、1日だけの恋人になれたら、無理なら一夜限りの遊び相手にでもなれたら、
その……
すごく幸せだろうなぁって思ってしまっただけです」
事実、昨日はデート出来て彼女気分が味わえて夢みたいでものすごく楽しくて嬉しかった。
綿貫さんは、きゅっと口を閉じて私を見ている。
緊張して喉がぴたりと閉じて張り付きそうになっていた。