こいつ、俺の嫁。【2】
いい友達に出会えて幸せだな~なんて思っていると、隣にいた莉愛があたしの肩を叩いた。
「澪みて!少し前にいる人、めちゃ身長大きいよ!」
「え、どこどこ!?いいな~あたしももう少し大きくなりたかっ…た…」
莉愛が指差した方向を見るとそこには見たことのある猫背でフワフワの猫っ毛の金髪が目に映った。
あれってもしかして……
「み、三輪田くん…っ!?」
「………大河?」
そこまで大きな声で呼んだわけではないけど聞こえたようで彼は振り返ってあたしを見ては細い目を丸くした。
久しぶりに見る嬉しさで三輪田くんに駆け寄った。
「久しぶり三輪田くん!まさか同じ大学にいるなんて…!
あ!もしかしてスポーツ推薦で宮古大に来たの!?」
「……ッス。バレー部の……監督に…」
「そうなんだ~!そしたらテツと一緒だね!
すごいな!テツと同じチームでバレーすることになるんだね!」
「……そうなる……ッスね」