未来へ続く道
「さっさと言え!!餓鬼!!」
容赦なく暴力を振るわれ
私の指を折ろうとした
人差し指が徐々に逸れていき
痛みが私を襲ってくる
それと同時に恐怖を感じ私は咄嗟に声を出した
「やめ…やめて……嫌だ!!いやーーーーーー!!!」
ーーーバンッ
物凄い音でドアが開いたと同時に
ーガターンッ
目の前で男が倒れた
そこには颯馬と陽斗
男を殴った颯馬は男に馬乗りになり
ずっと殴り続け陽斗は私に駆け寄り
そっと肩を抱いて起こしてくれた