未来へ続く道


「あっどうもでーす!!友人の樹理だよ♪よろしくねぇ」


うわぁ……橙真そういやこういう系苦手だったけ…
すっごい引いてるじゃん


「どーも、連れの橙真だよ、よろしく」


「橙真、そこ左」


「ねぇねぇ、橙真くんって彼女いるんですかー?」

私は樹理の顔と橙真の顔を交差にチラチラと見るも
いかにも怪訝そうな顔


「あ、あそうそう!!樹理」


「どったのん?」


「あれー?何言おうとしたっけな…」


「それよりさ、今度合コンあるんだけどこなーい?」


「話の途中悪いけど着いたよ」

あちゃ…こりゃ怒ってるよ橙真
後で謝んなきゃなー……


「橙真くんありがとう♪」


「橙真また連絡す「樹理ちゃん」」

橙真が私の話を遮り樹理に声をかける
私がシートベルトを外そうとした時
樹理は助手席側のドアに居て



「この子俺のだから男は寄せないで?」

橙真は私の肩を抱き寄せてそういった

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