ラグジュアリーシンデレラ
うわあああああ!バレた!


「何だ、早く言ってくれればいいのに。社長、嬉しいと思うよ。彼女いないから。」

「は、はい。」

「だから段ボール?ウケる。そのまま持っていけばいいのに。」

「でも、他の人に見つかったら……」

「もう!もどかしいな。」

すると留美子さんは、私の腕とお弁当を持って、社長室に入った。


「社長!結野さんが、お弁当作ってきてくれたんですって。」

「えっ!」

「はい!これ。」

林人さんは、突然渡されたお弁当と、留美子さんの登場に、大慌て。

「社長、彼女いないから、嬉しいですよね。」

「そそそ、そうだね。」

まさか、留美子さんが私のお弁当を運んでくるとは、思わなかっただろう。


そして、気づいてしまった。

隣のデスクで、亀山さんが後ろから炎を背負っている事を。

「川畑さん、あなたね。いくら何でも、押しつけがましいわよ!」

「す、すみません!」

反射的に謝ると、なぜか留美子さんが、反撃に出た。
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