ラグジュアリーシンデレラ
そして週末。

林人さんと1泊で、デートできる事になった。

もちろん、青志も”行って来い”と賛成してくれた。


「へえ。1泊でどこか行くの?いいなぁ。」

留美子さんも、今では私の味方で、林人さんにお弁当を渡す時には、皆に見つからないように、手伝ってくれる。

「それで?どこ行くの?」

「それがまだ、知らされていなくて。」

すると留美子さんが、ニヤニヤしだした。

「これは、何かあるね。」

「何かって、何ですか。」

「初めての1泊旅行。サプラァイズ!」

留美子さんは、両腕を大きく広げた。

「サプライズ?」

「きっと結野さんを楽しませる為に、内緒にしてるのよ。」

「……へへへ。」

そんな事を聞くと、嬉しい。

「帰って来たら、どんなサプライズだったか、教えてよ。」

「はい。」
< 111 / 177 >

この作品をシェア

pagetop