ラグジュアリーシンデレラ
時間は15時になっても、終わらない。

「まだ井出さんの仕事、終わらないの?」

青志が、ふぁーっと欠伸をした。

「うん。まだ連絡ない。」

「仕事って、何してんのかな。いっそのこと手伝いに行ったら?」

私は時計を見て、うずうずしていた。

「そうするわ。」

「姉ちゃん?」

私は荷物を持つと、家を飛び出した。


会社まで、一駅。

30分もあれば着く。

普通だったら、休日出勤している彼氏の元に行くなんて、できないと思うんだけど。

私だって、社員の1人なんだから、何か手伝える事あるよね。


そして駅を降り、会社に着いた。

エレベーターで38Fに行き、そっと会社のドアを開けた。

社員の人はいなく、社長室に林人さんがいる。

もしかして、1人で仕事していたの?

呼んでくれたら、手伝ったのに。
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