ラグジュアリーシンデレラ
「ここで何をしているの?」

振り返ると、そこにはジーンズ姿の亀山さんが立っていた。

「まさか、またお弁当を届けにとか、言うんじゃないでしょうね。」

「いいえ!ただ……」

「ただ?」

「まだ仕事が終わらないのなら、手伝える事がないかと思って。」

辺りがシーンとなる。

まさか私、また亀山さんを怒らせている?


「……入れば?」

「えっ?」

「社長に言ってみたら?手伝える事、ありませんかって。」

亀山さんは、ニヤニヤ笑っている。

もしかして、私に手伝える事なんて、何もないって言うの?

分かった!

私は後ろを向くと、社長室のドアを思いっきり開けた。


「林人さん!」

「結野?どうしてここに!?」

「私に手伝える事ありませんか?何でも手伝います!」
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