ラグジュアリーシンデレラ
「私は、諦めません!林人さんの事、好きだから。」

「私だって、林人さんが好きよ。婚約した時から、林人さんしか見てないわ。たかが、1カ月の女に負けないわよ。」

凄い形相で睨まれてる。

ちょっと、林人さん。何としかして。

「二人共。今日のところは、落ち着こう。りずさん、この件に関しては、改めて話させてくれないか。」

「話し合ったどころで、あなたは結野さんを取るんでしょ。」

「ああ、そうだけど……」

「それじゃあ、納得いかないわ!」

遂にりずさんが、立ち上がった。


「あなた、この会社にどれくらい勤めているの?」

「えっ……まだ10日ぐらいですけど……」

「10日?この会社で知り合ったんじゃないの?」

りずさんはどうやら、林人さんがただ単に、社員に手を出したのだと、思っているのかな。

「結野には、付き合ってからこの会社に来て貰ったんだ。その、俺が結野と一緒にいたくて。」

「ふーん。」

何をする気なんだろう。

嫌な予感しかしない。

「だったら、私もこの会社で働くわ。」

「ええっ!?」
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