ラグジュアリーシンデレラ
すると井出さんは、私の頬に手を当ててくれた。

「結野ちゃんは、俺を王子様だと思ってくれているのかな。」

「他に、誰もいません。」

やっぱり恥ずかしい。

私は両手で、顔を覆った。

「そうか。」

井出さんは、シュッとネクタイを外した。

「俺、もう王子様って言う歳じゃないけれど、結野ちゃんが俺に愛されたいのなら、精一杯答えるよ。」

「井出さん……」

「井出さんじゃなくて、林人って呼んで。」

「林人さん。」

そう呼ぶと、私と林人さんの唇が合わさった。

しばらくすると、舌も絡みついて、どんどん身体が熱くなってくる。

「服、脱がせるよ。」

耳打ちされて、うんと頷いた。

恥ずかしくて、頭がおかしくなりそうだ。


私が裸になると、林人さんも裸になった。

「もうトロトロだね。」

いつの間にか、林人さんを受け入れる準備OKになっていて、淫乱な女に感じた。

「我慢できないよ。」
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