ラグジュアリーシンデレラ
夕食を買って、急いで家に帰った。

「あー、走ったから疲れた。」

食材を冷蔵庫に入れて、ドアを閉めた。

その白い色と、シーツの色が重なる。


「はぁぁぁ。ヤッちゃった。」

井出さんと遂に、Hしちゃったよ。

大学生の時に、彼氏としたっきりだから、1年振り?

しかも、井出さんH上手かったあああ!

「もう、会えないかも。」

大人の男の人は、Hするまではいろいろ言ってくるけど、したらもう冷めるって誰かが言ってた。

私はキッチンで、大の字になって、寝そべった。


お昼ご馳走になって、お酒もご馳走になって、ホテル代も払ってないし。

しかも酔った勢いで、半分こっちが誘ったみたいになっているし。

「失敗したな~もう~!」

「何が?」

廊下を見ると、青志が呆れ顔で、私を見ていた。

「青志!いつ帰って来たの?」

「今。あーあ。帰って来たら帰って来たで、台所で寝ている人いるし。」

「これはっ!」

起き上がって、髪を直した。
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