ラグジュアリーシンデレラ
「だったら、付き合えばいいんじゃん。姉ちゃん、満更でもなさそうだし。」

「満更って……」

あー、そんな事も青志にはバレてるの?

途端に恥ずかしくなる。

「姉ちゃん、俺のシャツ、ぐちゃぐちゃにしないで。」

「あっ、ごめん。」

手の平でシワを伸ばしながら畳んで、青志に渡した。


「とにかく、俺は姉ちゃんの恋愛に賛成。」

「青志……」

「姉ちゃんが幸せなら、俺、1人でも頑張れるからさ。」

私は青志を抱きしめた。

「おいおい、欲求不満?」

「違うわよ!可愛いと思ったから、抱きしめたんでしょ。」


青志。

私は、青志がいなかったら、とっくの昔に音を上げていた。

青志がいるから、生きていける。

頑張るからね。お姉ちゃん。
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