MATSUのごくありふれた平凡な日々

「それ、言う方向が違う」
「はい。
 松さん、すいませんでした。
 “いくら本当のことでも”、言いすぎました」

こ~の~二人は~~。

「おまえら私に喧嘩を売ってんな。
 よし買おうじゃないか。
 表に出ろ~」
「松、あんたも飲みすぎ。
 水飲んで」

美紀は松の顔に水のコップを押し付けた。

「ひゃっ」

その冷たさに松は身を竦ませた。

< 49 / 107 >

この作品をシェア

pagetop