MATSUのごくありふれた平凡な日々

梅雨でじっとりとした空気がまとわりつき、松はため息を一つついて歩き出した。

結局、美紀に言いそびれてしまった・・・。

あの日・・・。

有志で集まっての新人歓迎会があった。

経理部に珍しく新人が入って、営業部にも入って。

なぜだか、合同でやることになったのだ。

たぶん、経理の若手女子が画策したのだろう。

顔だけはいいのがそろっているのだ。

中身はそろって最悪だが。

この時代に、男尊女卑っぽい。

ってか、女子をなめてるよな。

ケッと胸の中で毒ずく。

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