MATSUのごくありふれた平凡な日々

そしてなぜか3人は説教を食らっているかのように、フローリングの床に正座した。

暁がそれを立ったままで見下ろしている。

長い沈黙の後、瑠衣が心を決めた様に顔をあげた。

「暁さん。
 いつから気が付いていたんですか?
 それにリークするにしても、もっといい方法があったと思うんです。
 僕たちだって・・」

暁は長々とため息をついて遮った。

「そう言うだろうと思っていたから、なおさら隠しておく必要があったんだ。
 お前たちを巻き込むつもりは毛頭なかったし。
 今回のリークは完全に私怨だから」

しえん。

松は一瞬、単語の意味がわからなかった。

わかると、そっと暁を上目遣いで伺う。

< 92 / 107 >

この作品をシェア

pagetop