14日間の契約結婚~俺様御曹司の宇宙最強の恋物語~
 
 契約結婚でも入籍はしないままでおこうと愛人が言った。
 たった14日間でお互い離婚歴が着くのは、なんだからと。

 職場ではいつも通り「副社長」と「笹野さん」と呼びあい、家では名前で呼び合うことを約束した。
 家事はお互いが協力して行い、夕飯はリラが作る事に決めた。
 朝ご飯はどちらか早く起きた方が作る事にして、和食でもパンでもどちらでもいい事にした。

 部屋は今使っていない和室の隣の洋室をリラの部屋にすることにした。
 ベッドはまだ購入が間に合わない事から、届くまで寝室のベッドを使ってもらうことにした。
 着替えなどは全て愛人が購入をすることにして、その他必要な物は随時購入することを決めた。

 とりあえず今は、愛人が今日買って来た下着と服を着てもらうことにした。



「これ…選んで下さったのですか? 」

 袋に入っている下着を見てリラが言った。

「まぁ…ちょっと親戚の人と会って一緒に選んでもらった。…気に入らなかったか? 」
「いいえ…。こんなに可愛い下着、初めてなので…」

 ちょっと赤くなっているリラ。
 そんなリラを見て、愛人は素直に可愛いと思えた。

「今日は俺が買ってきたが。次からは、自分の好きな物を買えばいい。必要なお金は、生活費から使えばいいから」
「はい…そうします」

「後は息子の事だが。名前は竜夜と言う。小学2年生だ」
「竜夜君ですね。カッコいい名前ですね」

「ああ、素直な子だからすぐに馴染めると思う」
「わかりました」


 カチャッと玄関の開く音がした。

「ただいま」

 竜夜が帰って来た。

「帰って来たようだな。ちょうどいい」


 愛人は玄関へ向かった。
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