極上御曹司はかりそめ妻を縛りたい~契約を破ったら即離婚~
「私、厨房に入りますから、あと頼みます」
「わかりました」
売り場の責任者にあとを託し、急いで着替えて厨房に入る。
「手伝います」
「助かるよ」
そもそも、私は白井さんの助手をしつつ製菓技術を学ぶようになっているから、これは全く問題ない。
できあがったケーキは端から出ていった。
気がついたときには閉店時間になっている。
「お疲れ、澪音」
閉店後の作業をしていたら、古渡さんが顔を出した。
「盛況だったみたいだな」
「それは、もう」
きっと立地とオープン初日だからだと思うが、これほどまでとは予想していなかった。
「残りがあったら俺が買おうと思ったが、ないみたいだな」
ショーケースを見て彼がニヤリと笑う。
「おかげさまで。
古渡さんもありがとうございます」
「俺はなにもしてないぞ」
その大きな手で覆うように眼鏡を上げ、彼は嘯いているが、嘘。
「わかりました」
売り場の責任者にあとを託し、急いで着替えて厨房に入る。
「手伝います」
「助かるよ」
そもそも、私は白井さんの助手をしつつ製菓技術を学ぶようになっているから、これは全く問題ない。
できあがったケーキは端から出ていった。
気がついたときには閉店時間になっている。
「お疲れ、澪音」
閉店後の作業をしていたら、古渡さんが顔を出した。
「盛況だったみたいだな」
「それは、もう」
きっと立地とオープン初日だからだと思うが、これほどまでとは予想していなかった。
「残りがあったら俺が買おうと思ったが、ないみたいだな」
ショーケースを見て彼がニヤリと笑う。
「おかげさまで。
古渡さんもありがとうございます」
「俺はなにもしてないぞ」
その大きな手で覆うように眼鏡を上げ、彼は嘯いているが、嘘。