極上御曹司はかりそめ妻を縛りたい~契約を破ったら即離婚~
まだ機嫌の悪いフリをしているが、上機嫌になっているが丸わかりだ。
だって、唇が喜びを必死に隠しているためにむにむにと動いていたから。
どこで観るんだろ、とか思っていたら、徒歩でオフィスビルまで行った。
古渡さんと並んで歩くのはなんかこう、くすぐったい。
手を繋ぎたそうに彼はちら、ちらっと私を見るが、それは無視させてもらった。
オフィスビルはその一角が会議などができるホールになっており、そこを貸し切って映画も観られるらしい。
うん、もうこれくらいで驚いたりしないとも。
「もう、もう、最後に恋人と再会できたのが……!」
映画は私の好きなラブロマンスだった。
私は大感動で楽しんだけど、古渡さんはつまらなかったんじゃないんだろうか。
「そうか、そんなによかったのか」
「はい!」
興奮して話す私を、古渡さんは眼鏡の奥で目を細めて見ている。
だって、唇が喜びを必死に隠しているためにむにむにと動いていたから。
どこで観るんだろ、とか思っていたら、徒歩でオフィスビルまで行った。
古渡さんと並んで歩くのはなんかこう、くすぐったい。
手を繋ぎたそうに彼はちら、ちらっと私を見るが、それは無視させてもらった。
オフィスビルはその一角が会議などができるホールになっており、そこを貸し切って映画も観られるらしい。
うん、もうこれくらいで驚いたりしないとも。
「もう、もう、最後に恋人と再会できたのが……!」
映画は私の好きなラブロマンスだった。
私は大感動で楽しんだけど、古渡さんはつまらなかったんじゃないんだろうか。
「そうか、そんなによかったのか」
「はい!」
興奮して話す私を、古渡さんは眼鏡の奥で目を細めて見ている。