極上御曹司はかりそめ妻を縛りたい~契約を破ったら即離婚~
くすくす彼はおかしそうに笑っている。
彼にしてみれば、いつまでたっても彼に全くなびかない私は珍獣みたいなものだろう。
「盛実は連れていくが、由貴はおいていく。
なんでも由貴に頼むといい。
契約さえ守ってくれればなにをしてもいいが、ひとつだけ」
言葉を切った彼は、カップをソーサーへと戻した。
「最上階へは絶対に行くな」
彼にしては珍しく、妙に真面目な顔で私を見る。
「ここが、最上階では?」
エレベーターには五階までしかなく、そして五階で降りた。
なのに、最上階、とは?
「直通エレベーターでしか行けない、六階があるんだ。
あそこにはここ、ヒルズのボスが住んでいる。
絶対に行くな。
といっても、そんな具合だから簡単には行けないが」
コーヒーを再び飲み、彼はソーサーごと今度はテーブルへ置いた。
「わかりました」
彼にしてみれば、いつまでたっても彼に全くなびかない私は珍獣みたいなものだろう。
「盛実は連れていくが、由貴はおいていく。
なんでも由貴に頼むといい。
契約さえ守ってくれればなにをしてもいいが、ひとつだけ」
言葉を切った彼は、カップをソーサーへと戻した。
「最上階へは絶対に行くな」
彼にしては珍しく、妙に真面目な顔で私を見る。
「ここが、最上階では?」
エレベーターには五階までしかなく、そして五階で降りた。
なのに、最上階、とは?
「直通エレベーターでしか行けない、六階があるんだ。
あそこにはここ、ヒルズのボスが住んでいる。
絶対に行くな。
といっても、そんな具合だから簡単には行けないが」
コーヒーを再び飲み、彼はソーサーごと今度はテーブルへ置いた。
「わかりました」