大正蜜恋政略結婚【元号旦那様シリーズ大正編】
「殿方には、勝負しなければならないときがあります。敏正は今なのでしょう。泣いてばかりだった敏正が先頭に立って指揮を執るなんて信じられないし心配ですけど、私たち女は旦那さまを信じて待てばいいんです」
にっこり微笑むお母さまは、そうした局面を何度も乗り越えてきたのかもしれない。
きっと心配でやきもきしながらもお父さまを信じ続け、ここまでやってきたのだろう。
敏正さんが、お父さまにとってお母さまが『間違った道に走りそうになったときに、容赦なく叱ってくれる存在』と話していたけれど、その強さのようなものを感じた。
「はい」
「不安だったらいつでも来てね。一緒に大福を食べましょう」
「あやは食い気ばかりだな」
お父さまがお母さまをとても優しい目で見つめているのがうらやましくもあり、こんな素敵な家庭で育った敏正さんとなら、きっとうまくやっていけると思えた。
にっこり微笑むお母さまは、そうした局面を何度も乗り越えてきたのかもしれない。
きっと心配でやきもきしながらもお父さまを信じ続け、ここまでやってきたのだろう。
敏正さんが、お父さまにとってお母さまが『間違った道に走りそうになったときに、容赦なく叱ってくれる存在』と話していたけれど、その強さのようなものを感じた。
「はい」
「不安だったらいつでも来てね。一緒に大福を食べましょう」
「あやは食い気ばかりだな」
お父さまがお母さまをとても優しい目で見つめているのがうらやましくもあり、こんな素敵な家庭で育った敏正さんとなら、きっとうまくやっていけると思えた。