大正蜜恋政略結婚【元号旦那様シリーズ大正編】
けれど、ほんのわずかでも敏正さんの手伝いができていると考えると楽しくてたまらない。
「うれしいの? 皆、仕事なんて好きじゃないわよ? 本当に面白い人ね」
松尾さんはクスリと笑う。
しばらくすると高山さんたちも出社してきて、たくさんの書類が飛び交い始めた。
「津田さん、この経費の書類が正しいか確認しながら検算してくれる?」
高山さんが私に書類の束を差し出してくる。
「承知しました」
それらの書類にはたくさんの領収書がつけられていて、帳簿への転記が正しいのか確認しつつ検算しなければならない。
その作業を始めて三十分。
手が止まった。
「あっ」
小さな声が漏れてしまい、思わず口を押さえる。
手にしたのは敏正さんから提出された書類で、花街の飲食代の領収書がつけられていたのだ。
ただ、飲食代にしては高額すぎて私娼を買ったのは一目瞭然。
「うれしいの? 皆、仕事なんて好きじゃないわよ? 本当に面白い人ね」
松尾さんはクスリと笑う。
しばらくすると高山さんたちも出社してきて、たくさんの書類が飛び交い始めた。
「津田さん、この経費の書類が正しいか確認しながら検算してくれる?」
高山さんが私に書類の束を差し出してくる。
「承知しました」
それらの書類にはたくさんの領収書がつけられていて、帳簿への転記が正しいのか確認しつつ検算しなければならない。
その作業を始めて三十分。
手が止まった。
「あっ」
小さな声が漏れてしまい、思わず口を押さえる。
手にしたのは敏正さんから提出された書類で、花街の飲食代の領収書がつけられていたのだ。
ただ、飲食代にしては高額すぎて私娼を買ったのは一目瞭然。