Dear boy,Dear girl~ワケあり男子と秘密の同居生活~
「どういう意味だよ?」

「わかんない!けど…奥村くんが走るとこ見たいって思ったの!そしたら…」

「え?」

「バトンミスした…」

「ちがうだろ!?華菜と中條さんと息ピッタリだったじゃねーか?」

「ピッタリじゃないよ。バトンミスしてるんだから!」

「けど、おまえと中條さんの間には特別な空気…あんじゃん?」

「は?そんなんないし。わたしが小2のときから一緒にミニバスやってんだよ。だからそういうふうに見えるだけだし。」

お互い喧嘩みたいな口調で言い合ってる…

「もう隆哉とは別れてるんだから…そんな空気ないの!」

華菜が俺を睨みつけた。

「いい加減にしてよ!わたしは奥村くんとギクシャクするの嫌!隆哉とわたしが特別な関係とか勝手に決めないで!」

そしてそういうと、バタンと扉を閉めて出ていった。

なんだよ…今の…

なんで華菜が切れてんだよ?

俺の走るとこ見たいって何?

意味わかんねーんだけど…

無意味に顔を赤らめてる自分がいて戸惑ってしまった。

ほんとに…訳わかんねー。



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