Dear boy,Dear girl~ワケあり男子と秘密の同居生活~
「2人とも頭、あげろ。」

俺は恐る恐る頭を上げた。
華菜も同時にあげたみたいだった。

「まあ…俺は…華菜がバスケをまた見に行こうって思うようになったんだから、それだけで満足だよ。」

「お父さん…」

「華菜がなんとかなってくれないかと思ってたのは確かだからな。奥村と接することで。」

そして先生は華菜を見た。

「お前は何も悪くないって…気づいてくれて…よかった。」

華菜は先生をじっと見ていった。

「うん。」

「まあ、まさか付き合うとは…想定外だったけどな。」

そして俺を真面目な顔をして見た。
俺は背筋をピンとのばす。

「奥村。華菜は俺の大切な娘だ。」

「はい。それはわかってますっ!」

「だから、お前みたいな毎日違う女を横に引き連れてるヤツとは付き合わせられない。」

え…
マジかよ…

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