Dear boy,Dear girl~ワケあり男子と秘密の同居生活~
「はやくやっちゃおうって思ってる?」

「え?」

顔を上げて隆哉を見た。

「いや…だって隆哉もはやく練習戻った方がいと思うし…」

「あ、やっと…普通になった。」

「え?」

「よそよそしく敬語なんてつかわなくていいよ。昔は俺のお腹にパンチでもしてたような女の子なのにさ。」

「パンチ?」

昔って、それ子どものころの話じゃん…。

そういえば、あまりにも隆哉に勝てないから、
「なんでそんなに走るの早いのよ!」とか
「なんでそんなにはやくシュート打てるのよ!」って
おなかにパンチしたりしてたような気がする。

小さいころはずっと隆哉に負けたくなくて、置いて行かれたくなくて、必死で着いていこうとしてたなぁ…

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