Dear boy,Dear girl~ワケあり男子と秘密の同居生活~
「華菜。そろそろ送るよ。もう暗くなってきたし。」

そしたらそれを察したのか、直登が突然立ち上がった。

「さくら。俺たち行くから。」

「うん。わたしもうちょっとやってく。」



「ごめんね。なんか雰囲気悪くしちゃった?」

図書館を出て、歩きながらちょっと直登に謝る。

「俺はさ。うれしかった。」

「え?」

「俺の夢なんてバカみてーなのに、否定しないでって言ってくれたし。」

「バカみたいなんかじゃないよ。」

NBA。確かに夢みたいだけど、夢は夢。
それに向かってがんばってる直登を否定しないでほしい。

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