Dear boy,Dear girl~ワケあり男子と秘密の同居生活~
「いやでも。バレると思う。」

「え?」

「顔…くっきりついてますよ。」

「うそ。マジ?」

仕方なくわたしはスマホを出してカメラモードで高柳くんの前にかざした。

「ね?」

「うわっ…ほんとだ。ヤベェ…」

うつった自分を見て、ズンと肩を落とす。

「何したの?」

「いや…。んー。まぁね。」

高柳くんが言いよどんでいたら、後ろからガシッとわたしの肩を引き寄せられた。

「おい。誰の彼女と話してんだよ。」

機嫌悪そうな声で高柳くんをにらみつけたのは直登だ。

「は?おまえ華菜に何したんだよ?」

高柳くんのほっぺを見て、直登がさらに高柳くんを怪訝そうににらみつけてる。

「ちがうの。直登。これはね。」

言っていいのかな?


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