Dear boy,Dear girl~ワケあり男子と秘密の同居生活~


「じゃな。華菜。」

「ゴールデンウィークにそっち行くから。」

「ん。待ってる。」

やっぱり東京じゃなくて大阪の大学選んどけばよかったのかな…?

ふとそんな考えが頭をよぎったけど…

そうじゃないよね。直登。

思い直した。

今お父さんをひとりにしてしまったらわたしはあとで後悔する。

直登といつか…ほんとに結婚出来たら…そのときまでお父さんとの時間を大事にしよう。

「西口先生にもよろしくな。」

直登は新幹線の搭乗口に乗った。

「うん。言っとく。」

「じゃな。華菜。」

「うん。直登。」

わたしたちは笑顔だった。


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