無気力な幼なじみと同居したら、予想外の溺愛がはじまりました❤︎





緊張する。李々斗の顔を見たら、考えてることも伝えたかったことも全部吹っ飛んじゃうかも。


それでも、話すなら今日が良い。

李々斗のおかあさんにせっかく背中も推してもらったんだ。ちょっと怖いけどでも……って、電気付けたまま寝落ちしてるとかだったらどうしよう。




───と、そんなことを考えていると、静かにドアが開いた。



顔をのぞかせた李々斗はオフモードで、スウェットを着ていて、眼鏡もしていた。眼鏡姿の李々斗は外じゃ絶対見られないレアもの。

わたしの、ひそかにお気に入りの姿だった。



目が合って、ドキリと胸が鳴る。




「……話って、さっきの?」

「、そ、そう…です」

「じゃあ、このままでもいい?」




思わぬ提案に「え?」と声をこぼす。

それは……部屋には入るなということ?



李々斗に部屋に入ることを断られる日が来るなんて思っていなかった。李々斗に言おうと思っていたことは吹っ飛んで、頭の中が一瞬でまっしろになる。


言いたいことが吹っ飛ぶことは予想していたけれど、部屋に入ることができないのは想像していなかった。



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