あなたの左手、 私の右手。
私を支えてくれる力強い先輩。

時に厳しいけれど、その厳しさは愛情の裏返しで誰よりも情に厚い人だと知っている。
その厳しさはほかの誰でもなく常に自分に向けている先輩を知っている。

優しくて、人のことをまるで自分の事のように思いやり気持ちを共感できる温かさも知っている。


その声を聞くと心が落ち着く。

その瞳に見つめられると嘘も建て前の言葉も何も言えなくなる。




あー・・・

私がしまい込んだ感情は・・・やっぱり恋だ。

私は先輩のことが好きなんだ・・・。
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