子作り契約結婚なのに、エリート社長から夜ごと愛し尽くされました
「女の子かあ……」

柊也さんの運転する車に乗って、思わず呟いていた。


「名前を考えたり、そろそろベビーグッズを買ったりしないとな」

「え?」

一緒にっていうことなのだろうか?
思わず柊也さんの顔を見た。

「えじゃないだろ?」

「う、うん」

ベビーグッズなんて一緒に買ったら、別れる時の荷物が増えてしまう。ベビーベッドもいるし、布団もいる。その他、細々としたものもって考えたら……

まだ自分が動けるうちに、住む場所を確保しておかないと。以前住んでいたマンションは、この契約が最長で2年にもなるからって、柊也さんに言われて解約してしまったし……

ここにきて、自分の見通しの持てなさ具合に、妙な焦りを感じてしまう。

残されている時間は、もうそれほど長くはない。



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