子作り契約結婚なのに、エリート社長から夜ごと愛し尽くされました
それより……

その女性は、どういう人なのだろうか?


昨夜の柊也さんは、出掛けに遅くなるからって言っていた通り、かなり遅くに帰宅したようだ。
待っていようと思ったけれど、どうにも眠くて先にベッドに入ってしまっていた。

今朝目覚めた時には、柊也さんは普通に隣で眠っていたけれど……一体何時頃、どんな状態で帰ってきたのだろうか?全くわからない。


柊也さんに、本命の女性ができたのだろうか……同じ会社に引き入れるぐらい、思いを寄せるような。

いや、上司として、新入社員を連れ出しただけかもしれないし……



一日中、そんなことばかり考えて、悶々と過ごしていた。


考えたってわからない以上、本人に聞くしかないのだけれど……
別れを切り出されるかもと思うと、怖くなってくる。


いろいろな想いに蓋をして、やっぱり私は口を閉じた。





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