子作り契約結婚なのに、エリート社長から夜ごと愛し尽くされました
「当時のあいつは、誰にも関心がなかった。自分自身ですら大切にしなくて、俺も実家にいた間は、気にかけてたんだ。たぶん、あいつも俺のことは、口うるさい兄貴ぐらいに思ってただろうな。
すっかり疎遠になってたけど、少し前に街中で偶然会ったんだ。聞けば、今は結婚して落ち着いた暮らしをしてるって。心底ホッとしたよ」
「えっ?結婚!?」
「そう。会わなかった数年のうちに、あいつも随分変わって、まともになってた。おまけに、当時を知ってる俺としては信じられなんだが、旦那にプレゼントを買いたいから、バイトを探してるって言うんだよ」
柊也さんの口角が、わずかに上がっている。きっと、その人のことを本当に心配してきたのだろう。
「それなら、うちも忙しくしてるし、雑用でもよかったらって、期限付きで来てもらったんだよ。
いろいろお互いの話もしたかったし、たまには兄ちゃんとして奢ってやろうなんて感覚で、何回か食事に連れ出してた。あいつの旦那にも会わせてもらってさあ。
それを不快に思わせたのなら、ごめん。俺の配慮が足りなかった」
本当のことを知った今、それはもう気にならなくなっていた。
私が首を横に振ると、柊也さんはさらに続けた。
すっかり疎遠になってたけど、少し前に街中で偶然会ったんだ。聞けば、今は結婚して落ち着いた暮らしをしてるって。心底ホッとしたよ」
「えっ?結婚!?」
「そう。会わなかった数年のうちに、あいつも随分変わって、まともになってた。おまけに、当時を知ってる俺としては信じられなんだが、旦那にプレゼントを買いたいから、バイトを探してるって言うんだよ」
柊也さんの口角が、わずかに上がっている。きっと、その人のことを本当に心配してきたのだろう。
「それなら、うちも忙しくしてるし、雑用でもよかったらって、期限付きで来てもらったんだよ。
いろいろお互いの話もしたかったし、たまには兄ちゃんとして奢ってやろうなんて感覚で、何回か食事に連れ出してた。あいつの旦那にも会わせてもらってさあ。
それを不快に思わせたのなら、ごめん。俺の配慮が足りなかった」
本当のことを知った今、それはもう気にならなくなっていた。
私が首を横に振ると、柊也さんはさらに続けた。