子作り契約結婚なのに、エリート社長から夜ごと愛し尽くされました
「橘さん、あなた達がどういう経緯で結婚するのか、説明をしてくれたわよ。その上で、本当に紬ちゃんのことを愛してるから、このまま本物の夫婦になりますって」

「しゅ、柊也さん?」

「ご両親は所在がわからないから仕方がないけど、せめてわかっている人にはちゃんと話しておくべきだろ?」

当然って顔で見返してくる柊也さん。
その心遣いは、確かに嬉しいわけで……

「あ、ありがとう」

それと同時に、疑問とか罪悪感も抱くわけで……

「で、でも、柊也さんのご両親は?」

「俺に、両親はいない」

「え?」

静かに話し出した柊也さんを見て、伯母は席を外した。





< 206 / 250 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop