子作り契約結婚なのに、エリート社長から夜ごと愛し尽くされました
「俺の両親は、生まれてすぐに俺を施設に預けた。以来、どこで何をしているのか、一切わからない」

そんな……
それって、理由はどうであれ、捨てられったってことじゃない……

「で、でも、実家がって……」

「それは施設から俺を引き取って育ててくれた、里親のことだ。けど、二人とももう亡くなってしまった。だからな、俺にはこの結婚を報告するような人はいない。強いて言えば、里親の墓前に報告するぐらいだ」


〝父親のいない子にするのか?〟
〝子どもは幸せに生まれるべきなんだ〟


そう繰り返した柊也さんの気持ちが、本当の意味でよくわかった気がした。
ここがどこかだなんて関係なく、思わず柊也さんに抱きついていた。

「私、柊也さんの家族になって、絶対に幸せにする」

一瞬戸惑う様子を見せた柊也さんだけど、これまで見たこともないような、嬉しそうな表情になった。

「それ、俺のセリフだから。紬のことは、俺が絶対に幸せにする」

感動的な場面だけど、彼はやっぱりエロ大魔王なわけで……

「できるまで何回もヤって、たくさん俺の子を生んでくれよな」

言い方!!
羞恥心!!














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