子作り契約結婚なのに、エリート社長から夜ごと愛し尽くされました
この人、キスがすごく上手い。慣れてるんだろうなあ……なんて考える余裕は一瞬で消えて、体がガクリと倒れそうになる。悔しいことに、力が入らなくなってしまったみたい。

すかさず抱き上げられて、啄むような口付けをされながら、どんどん室内を進んでいく。

ドサッと横たえられたのは、もちろんベッドの上。そのまま口付けは止まることがない。唇に、耳元に、首筋に。

「あっ……んん……」

堪え切れず漏れる声に、くすりと笑う彼は、悔しいけれどまだまだ余裕そうだ。
首元を甘噛みしては舐められる傍ら、彼の手がカットソーの内側へ侵入してくる。

早々と下着は外されて、大きな熱い手が私の胸をすっぽりと包み込んだ。
最初は何かを確かめるようにゆっくりと動いていた手も、次第に力が込められて遠慮がなくなっていく。
それでも、私の反応を見て気遣っているのがわかるから、困ったことに抵抗する気が起きてこない。

「あぁ……あっ……」

愛情なんて必要のない、ただ子どもが欲しい私に付き合ってくれてるだけなのに、彼はどうしてこんなにも優しく触れて、情熱的な眼差しを向けてくるのだろう。
余裕もなく潤む瞳で、必死に彼を見つめた。


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