可愛い腹黒後輩の溺愛が甘い。

 列に並び、数分経って、私達が乗れる番になった。

「真ん中ぐらいに乗る?」

「う、うん!」

 ギュッと優しく手を握られて、ジェットコースターの真ん中辺りの座席に座る。

「それでは発車しますー!行ってらっしゃい!」

 ジェットコースターのスタッフさんがそう言って、ユックリと発車しているジェットコースター。

 少しずつ加速していった。

 と思えば坂を登り始めて、恐怖が増加する。      
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