極上御曹司に初めてを捧ぐ~今夜も君を手放せない~
優はそんな謎めいた言葉を口にすると、朝食を食べるとすぐに家を出た。
私も戸締りをしてタクシーを呼んで出勤したが、海外企画部のドアの前で滝川さんと濃紺の着物姿の老人が話していて不思議に思った。
この老人は誰だろう。
どこかで見覚えがあるけど思い出せない。
朝一から来客ということはないはず。
胸に来客用の名札もつけていないし、滝川さんのご家族の方だろうか?
でも、たとえ部長代理の家族でもそんな自由にオフィスまで入って来れないはず。
「おはようございます」
とりあえず笑顔を作って挨拶し、そのまま自分の席に行こうとしたら、滝川さんに呼び止められた。
「あっ、藤原さん、待って」
「え?」
キョトンとして立ち止まる私を彼は一緒にいた老人に紹介する。
「彼女が例のお嬢さんですよ。藤原梨乃さん」
例のって何?
そう疑問に思って滝川さんの顔を見るが、老人が私の手を両手で握ってきてビックリした。
「お嬢さんが優の。全くあやつもこんな美人をずっと隠しておくとはけしからん。優のことよろしく頼むぞ」
私も戸締りをしてタクシーを呼んで出勤したが、海外企画部のドアの前で滝川さんと濃紺の着物姿の老人が話していて不思議に思った。
この老人は誰だろう。
どこかで見覚えがあるけど思い出せない。
朝一から来客ということはないはず。
胸に来客用の名札もつけていないし、滝川さんのご家族の方だろうか?
でも、たとえ部長代理の家族でもそんな自由にオフィスまで入って来れないはず。
「おはようございます」
とりあえず笑顔を作って挨拶し、そのまま自分の席に行こうとしたら、滝川さんに呼び止められた。
「あっ、藤原さん、待って」
「え?」
キョトンとして立ち止まる私を彼は一緒にいた老人に紹介する。
「彼女が例のお嬢さんですよ。藤原梨乃さん」
例のって何?
そう疑問に思って滝川さんの顔を見るが、老人が私の手を両手で握ってきてビックリした。
「お嬢さんが優の。全くあやつもこんな美人をずっと隠しておくとはけしからん。優のことよろしく頼むぞ」