極上御曹司に初めてを捧ぐ~今夜も君を手放せない~
そんなことを考えていたら、栗田さんも現れた。
彼女も服が昨日と一緒。
「朝井くん……ひょっとして!」
昨夜は栗田さんと一緒に過ごしたの?
栗田さんに目をやると、朝井くんが焦りながら人差し指を唇に当てて注意した。
私の視線に気づいて察したのだろう。
「シッ!藤原さん、当たってますけど、声に出さないでください」
「あっ、ごめん。ちょっとビックリしちゃって」
ハハッと笑って謝ったら、数メートル先にいる優と目が合った。
極上の笑みで微笑む彼。
さっきまで抱き合っていたんだと思うと心臓がバクバクする。
ハニカミながら微笑み返したら、滝川さんにからかわれた。
「藤原さん、プロポーズされたんだね。おめでとう。来年には名字が変わってるかな?」
私の左手の指輪を目敏く見つける彼の問いに、優がやって来て自信に満ちた笑顔で答えた。
「確実に変わってる」
☆
次の年の春、私は優と都内の教会で式を挙げた。
彼女も服が昨日と一緒。
「朝井くん……ひょっとして!」
昨夜は栗田さんと一緒に過ごしたの?
栗田さんに目をやると、朝井くんが焦りながら人差し指を唇に当てて注意した。
私の視線に気づいて察したのだろう。
「シッ!藤原さん、当たってますけど、声に出さないでください」
「あっ、ごめん。ちょっとビックリしちゃって」
ハハッと笑って謝ったら、数メートル先にいる優と目が合った。
極上の笑みで微笑む彼。
さっきまで抱き合っていたんだと思うと心臓がバクバクする。
ハニカミながら微笑み返したら、滝川さんにからかわれた。
「藤原さん、プロポーズされたんだね。おめでとう。来年には名字が変わってるかな?」
私の左手の指輪を目敏く見つける彼の問いに、優がやって来て自信に満ちた笑顔で答えた。
「確実に変わってる」
☆
次の年の春、私は優と都内の教会で式を挙げた。