冷徹旦那様との懐妊事情~御曹司は最愛妻への情欲を我慢できない~
「はい。結婚式に関しては司波家の都合があるでしょうから、一度話し合いが必要ですよね」
奈月自身はあまり目立つことはしたくないと思っている。
ウエディングドレスに憧れはあるものの、身近な人を招待してささやかに行いたい。
とは言え司波家に嫁ぐ以上、そんな我儘は許されない。和倉家の関係者も来るだろうから、叔父も黙っていないだろう。
(叔父様と愛理はまだ諦めてくれないのかな)
ふたりのことを考えるとずしりと気分が沈んだ。
クリスマスの叔父とは新年の挨拶を含め二度顔をあわせている。愛理も一緒だ。
彼らの態度は以前と変わらず奈月を無視し、和泉に媚びる。愛理のあからさまなアプローチも止まらない。
子供がいる以上、婚約者の交代は有り得なくなったと言うのに、未だに奈月が司波家から追い出されるのを期待しているように見えた。
「和倉家はどう考えているのかしらね。愛理さんが頻繁に遊びに来ているけれど、奈月さんではなく和泉が目当てみたいだし」
まるで奈月の思考を読んだかのように絶妙なタイミングだったので驚いた。
奈月自身はあまり目立つことはしたくないと思っている。
ウエディングドレスに憧れはあるものの、身近な人を招待してささやかに行いたい。
とは言え司波家に嫁ぐ以上、そんな我儘は許されない。和倉家の関係者も来るだろうから、叔父も黙っていないだろう。
(叔父様と愛理はまだ諦めてくれないのかな)
ふたりのことを考えるとずしりと気分が沈んだ。
クリスマスの叔父とは新年の挨拶を含め二度顔をあわせている。愛理も一緒だ。
彼らの態度は以前と変わらず奈月を無視し、和泉に媚びる。愛理のあからさまなアプローチも止まらない。
子供がいる以上、婚約者の交代は有り得なくなったと言うのに、未だに奈月が司波家から追い出されるのを期待しているように見えた。
「和倉家はどう考えているのかしらね。愛理さんが頻繁に遊びに来ているけれど、奈月さんではなく和泉が目当てみたいだし」
まるで奈月の思考を読んだかのように絶妙なタイミングだったので驚いた。