冷徹旦那様との懐妊事情~御曹司は最愛妻への情欲を我慢できない~
深雪を始めとした広川堂の仲間には和泉との交際を話してあった。
頻繁に迎えに来る和泉に皆が気付かない訳がなく、隠す訳にはいかなかったからだ。
信頼出来る同僚たちだから安心して話せたのもある。皆驚いていたけれど、応援してくれていた。
「それで、結婚式はいつの予定?」
「式ですか?」
「そう。司波家に入るんだから式を省略なんて訳にはいかないでしょう? 奈月の家との関係だってあるだろうし」
現実的な深雪の言葉に、奈月の心はずしりと重くなった。
(そう……なんだよね)
和泉のプロポーズは飛び上がる程嬉しかったけれど、結婚に進む為には叔父夫婦に彼との交際を打ち明けなくてはならない。
彼らは毎年恒例の海外旅行から一昨日帰国した。生活リズムも落ち着いて来たようなのでそろそろ言わなくては。
そうは分かっていても憂鬱だった。どんな反応をされるのか予想すると、良くない結果しか浮かばないからだ。
憂鬱さが表情に出ていたのか、深雪が励ますように肩を叩く。
「もしかして家族に話してないの?」
「はい……言い辛いのもあって」
「そっか。でもなるべく早めに話しなよ。嫌なことを先伸ばしにしても良いことなんて無いんだからね」
頻繁に迎えに来る和泉に皆が気付かない訳がなく、隠す訳にはいかなかったからだ。
信頼出来る同僚たちだから安心して話せたのもある。皆驚いていたけれど、応援してくれていた。
「それで、結婚式はいつの予定?」
「式ですか?」
「そう。司波家に入るんだから式を省略なんて訳にはいかないでしょう? 奈月の家との関係だってあるだろうし」
現実的な深雪の言葉に、奈月の心はずしりと重くなった。
(そう……なんだよね)
和泉のプロポーズは飛び上がる程嬉しかったけれど、結婚に進む為には叔父夫婦に彼との交際を打ち明けなくてはならない。
彼らは毎年恒例の海外旅行から一昨日帰国した。生活リズムも落ち着いて来たようなのでそろそろ言わなくては。
そうは分かっていても憂鬱だった。どんな反応をされるのか予想すると、良くない結果しか浮かばないからだ。
憂鬱さが表情に出ていたのか、深雪が励ますように肩を叩く。
「もしかして家族に話してないの?」
「はい……言い辛いのもあって」
「そっか。でもなるべく早めに話しなよ。嫌なことを先伸ばしにしても良いことなんて無いんだからね」