俺様イケメン社長は同級生⁉️~今も昔も君に夢中~
愛莉が助手席に乗り込み、誠は後部座席へ。

「兄貴、これ新車?」

「ああ。少し前に乗り換えた」

「前は?」(何乗ってたの?)

「ポルシェ」(だけど)

「何で?」(乗り換えたの?勿体ない)

「2人乗りだったから」(家族には不向きだろ?)

「プッ流石」

2人の心の声は愛莉には聞こえるはずもなく、ポンポンと進む会話が全く理解出来ない。

もちろん、誠には愛莉の為、これから先を見据えた乗換だと伝わったのだが…

「ふたりとも、お昼何食べたい?」

「「ラーメン」」声の揃う兄弟。

「どこか行きたい所があるのか?」

「兄貴知らない?俺の大学周辺に美味しいラーメン屋が何軒かあるんだけど、よくテレビで取り上げられてる」

「へぇ~知らないな。じゃあ誠、美味しい所案内して」

「了解です」

会話が楽しく、あっという間に大学に近くまで来たのだった。
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