王子なドクターに恋をしたら
「…ちゆ!千雪!」
はっとして後ろを振り向いたら和泉くんがこっちに走って来るのが見えた。
和泉くんがあたしを追いかけて来てくれた!
それだけであたしは胸がいっぱいになった。
けど、あの場を逃げ出して来たあたしは気まずくて咄嗟に逃げようと試みた足は動かなくて和泉くんに背中を向けただけで捕まってしまった。
「こら!逃げるな。どこに行くつもりなの?」
目が合うと和泉くんは怒ってるようで、こんな顔してるのあたしが熱出して外で倒れてた時以来だった。
つい誤魔化すようにヘラヘラと笑い首を竦めた。
「…え…へへ…久しぶり…和泉くん…」
「…ちゆ…」
はあ〜と盛大にため息をついた和泉くんは呆れたようにあたしを呼んだ。
和泉くんを困らせてしまった。
やっぱりあたしが来たら迷惑だったんだと思うとあっという間に涙が浮かんで堪らず俯いて謝った。
「ご、ごめん…突然来て迷惑だったよね、ひと目和泉くんに逢いたかっただけなんだ…だから、もう帰るから!」
「ちゆ!?待って!だめだよ!僕に逢いに来てくれたんだろ?どこにも行くなっ!」
振り切って逃げようとするとがっしりと抱え込むように抱きしめられていて、あたしの涙は和泉くんのコートに吸い込まれていった。
「逢いたかったよ、ちゆ。ずっと逢いたかった…」
はっとして後ろを振り向いたら和泉くんがこっちに走って来るのが見えた。
和泉くんがあたしを追いかけて来てくれた!
それだけであたしは胸がいっぱいになった。
けど、あの場を逃げ出して来たあたしは気まずくて咄嗟に逃げようと試みた足は動かなくて和泉くんに背中を向けただけで捕まってしまった。
「こら!逃げるな。どこに行くつもりなの?」
目が合うと和泉くんは怒ってるようで、こんな顔してるのあたしが熱出して外で倒れてた時以来だった。
つい誤魔化すようにヘラヘラと笑い首を竦めた。
「…え…へへ…久しぶり…和泉くん…」
「…ちゆ…」
はあ〜と盛大にため息をついた和泉くんは呆れたようにあたしを呼んだ。
和泉くんを困らせてしまった。
やっぱりあたしが来たら迷惑だったんだと思うとあっという間に涙が浮かんで堪らず俯いて謝った。
「ご、ごめん…突然来て迷惑だったよね、ひと目和泉くんに逢いたかっただけなんだ…だから、もう帰るから!」
「ちゆ!?待って!だめだよ!僕に逢いに来てくれたんだろ?どこにも行くなっ!」
振り切って逃げようとするとがっしりと抱え込むように抱きしめられていて、あたしの涙は和泉くんのコートに吸い込まれていった。
「逢いたかったよ、ちゆ。ずっと逢いたかった…」