王子なドクターに恋をしたら
和泉くんはそんな叶ちゃんを優しく横抱きすると玄関へ進む。
千雪さんよろしくね、と聡子さんも荷物を持って慌ただしく一緒に出ていった。
「……」
和泉くんに抱かれた叶ちゃんが羨ましい…なんて思っちゃだめだよね…。
シンと静まり返った家の中。
取り残されたあたしははあっとため息をついた。
リビングに戻り今は赤ちゃんが産まれる大事な時だと気を取り直し、來翔くんの様子を時々見ながら連絡を待った。
寝ててもいいよと言われてたけど寝れるわけがない。
一時間経ってもとうに日付が変わっても電話は来なくてソワソワと落ち着かず意味もなくカーテンを開けて外を見たりしてた。
「ふぁ…!まー!まー!わぁぁ!」
來翔くんが起きたようだ。
子供部屋から泣き声が聞こえて慌てて行くと少し寝ぼけた來翔くんが布団の上で座って涙を流していた。
「來翔く〜ん起きたの〜。よしよしもう大丈夫だよ〜」
泣き止ませようと抱っこしたらのけぞって嫌がられてしまった。
子育ての知識など皆無に等しいあたしはなんとかあやしてみても上手くいかず全然泣き止んでくれない。
いくら懐いてると言っても寝起きで機嫌が悪い時にはどうにもならないらしい。
千雪さんよろしくね、と聡子さんも荷物を持って慌ただしく一緒に出ていった。
「……」
和泉くんに抱かれた叶ちゃんが羨ましい…なんて思っちゃだめだよね…。
シンと静まり返った家の中。
取り残されたあたしははあっとため息をついた。
リビングに戻り今は赤ちゃんが産まれる大事な時だと気を取り直し、來翔くんの様子を時々見ながら連絡を待った。
寝ててもいいよと言われてたけど寝れるわけがない。
一時間経ってもとうに日付が変わっても電話は来なくてソワソワと落ち着かず意味もなくカーテンを開けて外を見たりしてた。
「ふぁ…!まー!まー!わぁぁ!」
來翔くんが起きたようだ。
子供部屋から泣き声が聞こえて慌てて行くと少し寝ぼけた來翔くんが布団の上で座って涙を流していた。
「來翔く〜ん起きたの〜。よしよしもう大丈夫だよ〜」
泣き止ませようと抱っこしたらのけぞって嫌がられてしまった。
子育ての知識など皆無に等しいあたしはなんとかあやしてみても上手くいかず全然泣き止んでくれない。
いくら懐いてると言っても寝起きで機嫌が悪い時にはどうにもならないらしい。